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12.30
 
深夜にビデオを返しに行くという子供をしかりつけて、それでも、いそいそと駅近くの店まで子供を車に乗せて返却に行って来ました。いくつになっても子供は可愛いですね。だんだん煙たがられるだけの存在になってしまうのが寂しいです。

 車を止めたところは銀行と東工大の正門の前で、真夜中なのに人通りは絶えることがありません。目の前の狭い道路にヘッドライトに照らされて黒い自転車が横倒しになっているのに気づきました。丁度歩道の真ん中です。今はヘッドライトで照らされているから自転車があるのがよく分かるけど暗くなったら、町の明かりは結構あってもつまずく人がきっと出そうと思いました。でも、待てよ何人目の人が直すだろうかと思いました。きっと自転車をどかす人はだれもいないだろうなとは思いましたが、ちょっとだけ待ってみました。何人もの人が次々に通って行きました。若い人も年配の人も。危なっかしそうによけながら、誰も一瞬の躊躇もせずとさっさと通りすぎていくばかりでした。やっぱりダナーと納得しながらも、都会って本当に怖いとつくづく思いました。

 若い頃に道路にしゃがみこむ酔っ払いを助けようとして怖い思いをしたので、似たような話は納得できるのですが。昔知人がバイクに彼女を乗せて夜中に武蔵小山を走っていたら前の車が急によけるのでこけそうになって、何だよと思ったら酔っ払いが道路に寝ていて危うく轢きそうになるし、こけそうになるしで、えらい目にあったそうです。其の彼女と一緒に、びっくりしたよねーとうなづきあっていました。私は、其の酔っ払いのことが凄く気になって、彼は大丈夫だったのかしらといったら二人で、そういえば翌日の新聞に轢かれて死んだ酔っ払いの記事が載ってて、きっとあれだよねと話したんだと、これまた二人でうなずき会っていました。何で助けなかったのって聞いたら、彼女が居たからやばいことに巻き込まれたくなかったし、道路に寝ている方が悪いんだから、助けようなんて考えもしなかったよというのです。まあそうよねと答えながらも、怖いナーと思ったことがありました。


 
倒れている自転車をじっと見ながら、そうだ、まだ子育ては終わったわけではないと思い出しました。車に戻ってきた子供に自転車移動を頼み、家に着くまでの僅かな時間に話しました。

 今、自転車をよけてくれたけど本当は、してはいけない事なんだよ。もし、持ち主が来て倒したのはあんただ。サドルが曲がったのを弁償してくれと言われても、そうじゃない証拠もないし目撃者も居なかったら結局払う事になる可能性があるよ。腹が煮え繰り返っても面倒だから払ってしまおうと思うだろうし。ひき逃げをされた人を助けたら、この人が私を轢いたんだと警察に言い、助けてあげたのに一生を台無しにし刑務所に入れられ、自分の家族も不幸にしてしまった人が現実に何人も居るんだから。お母さんも仕事をしていて似たような目に時々あうよ。だから其の怖さを知っておかないとね。と、言ったら子供は、そうなんだ!考えもしなかったとびっくりしていました。でも、その怖さをちゃんと知っていて、それでも自転車を直してあげる大人になってほしいんだと伝えました。 そんな大人になってくれるのが、私の最大の夢です。


12.24


 クリスマスの夜、5万ドルでクローン猫 米でペットの「コピー」販売というニュースを見つけました。
                     (朝日新聞より)

かわいがっていた猫を亡くした愛猫家の女性の注文で、米国の会社が体細胞クローン技術を使ってクローン猫を誕生させ、配達していたことが22日明らかになった。ペット商売にクローン技術を採り入れた米国初の事例だ。稼働し始めたペットの「コピー」ビジネスの是非を巡って今後、議論が高まりそうだとか。

 AP通信によると、クローン猫を販売したのはジェネティック・セービングス・アンド・クローン社(カリフォルニア州サウサリート)。名前などを明かさないという条件で同社が女性に電話取材に応じさせたという。

 女性はテキサス州に在住。17年間飼っていた猫のニッキーが昨年死亡したので遺伝子バンクに預けていたニッキーのDNAから同社がクローン猫をつくり、今月上旬にこの女性に配達。料金は5万ドル(約520万円)だった。「リトルニッキー」と名付けられた猫は今、生後2カ月になるという。

 女性は「ニッキーは猫には珍しく水が好きだった。リトルニッキーもお風呂に飛び込んできた」と、性格がそっくりである点を強調したそうです。

 同社は犬のコピーも05年中に実現すると発表しており、ペットを亡くし、悲しみにくれる人々の「市場」に本格的に乗り出す構えだそうです。

 テキサス州の大学では01年にクローン猫誕生に成功しているが、体毛の模様が違っていたことが話題になった。遺伝子だけでなく子宮内での環境などにも左右されるためと見られ、専門家も「個性も含め、そっくりコピーするのは不可能」と指摘している。クローン動物に健康上の問題が起きやすいとの警告も出ているとか。

 また、動物愛護団体などからは「多くの捨て猫が安楽死処分されている現実を考えると、倫理的にも問題がある」との批判があるそうです。

 いよいよ来ましたね。人造生物の時代の、表舞台のゆるぎない幕開けですね。人類史上最高の「市場」となることでしょうね。地球の変化にも間違いなく加速度が加わりそうですね。私の生きている間にもあらゆる事が変わってしまうのでしょうね。せめて、自分と、自分の孫たちの時代くらいまでは、せめて、せめて人類が生存し地球も存続していますように、我侭な祈りをせずにはいられません。

11.28
 
kekkonn.comを結婚サポートページにしました。
09.05
 すんなりとした綺麗なお嬢さんが入会くださいました。自然な感じの優しい方です。お話をしていてとてもリラックスでき真剣に色々お話をしてしまいました。良いご縁がきっとあることと思います。楽しみになさってくださいませ。
09.04
 ライトウェーブ・クラブを結婚HPとリンクさせました。最低限形にしなくてはみっともないとクーラー負けの微熱を押して、やっと見られるところまでこぎつけました。やったーです。完成させてからリンクを貼るより先に貼った方がきっと仕事は速く終わる。自分のことだけに読みは正確でした。「今日の日記」は存在自体を無くしてしまおうかと随分悩みましたが結局残すことにし、こうして今日の作業を書いています。ページを見ると5ヶ月以上の空白がありました。「BMWで長身を包み颯爽と闇に消えていかれるのを、最後までお見送りしてしまいました。」と書いたその方は素敵な女性と、もうとうの昔に成婚されています。

 階段を登ろう。落ちることは無い。そう確信して1段1段登り続けた5ヶ月。ようやく探し当てた新鋭のwebデザイナーの方のおかげを持ちまして、ライトウェーブ・ネット(ネット検索写真交換会)、ライトウェーブMCS(結婚相談本体HP)、素敵な家(ハウジング撮影HP)、そしてこのライトウェーブ・クラブという4本柱の構造が見えてきました。デザイナーの方の力が絶大ですが、友人や、会員さん、家族の後押しがどれほど励ましになったことか、本当に皆様に深く感謝しています。まだまだ途中ですが頑張れそうです。頑張ります。

 実は今まで写真関係の方には結婚相談所を開業したことは内緒でした。写真のHPから結婚HPへのリンクも、もちろん貼りませんでした。しかし結婚相談は5年を経て安定してまいりました。ごく小さいですが何処に出しても恥かしくないという所にまで辿り着きました。今回のこの、当社にとっては画期的な体制変革を期に全てをオープンにすることに致しました。広告代理店のディレクターの方に撮影代の入金を回し簡単なカタログを作って欲しい旨、頼んでみました。すごくびっくりされていましたが、何とかしますよと快く引き受けて頂きました。肩の荷が下りたようで爽やかな気持ちでした。ありがとうございました。宜しくお願い致します。

 55歳の年齢は体が老いに向かって急速に変化していく時期とみました。家の改装と連日連夜の会員宅への宅配が肝臓を圧迫し一時ダウンしてしまいました。幸い数値的には全快し癌検診のペットという高額の検査も受け、「健康そうですよ。」というお墨付きも頂きました。でもちょっと無理をすると今日のように体調を崩しがちです。茨城の大洗から帰ったばかりで早朝から長野に行き、善光寺をぐるぐる回り色々なお店を撮って来ました。新しい「デートコースのご案内」を作るのに雑誌の地図を片手にシャッターを切り、夜中にふらふらで帰ってきました。それが響いたのでしょう。パワフルだけが取り柄でしたが、これからは用心深く丁寧に生きなければいけないようです。ちなみにその日に浅間山が噴火しました。上信越道の富岡サービスエリアのオアシス見学中か関越を走っている最中だと思いますが全く知りませんでした。ラジオをつけていれば見に行けたのにと地団駄を踏みました。もちろん遠くからですが。

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