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慌てない　　　龍太郎

お付き合いは、結婚が目的だから、慌てない。 ともに住むということは、簡単ではない。 とくに、中高年は既婚者でも 「夫がいると息が詰まる」 という人が多い。 なかには、一緒にいたいというラブラブもあるが。 だいたいは、 「ふたりがいい」「でも、ひとりがいい」 こうなる。 そこを解決しないで、結論を急ぐと失敗する。 気になることがあるときは、様子見だ。 確認、確認、 それでも遅くはない。 人生は長い。 短いこともあるが。 先はわからない。 でも、失敗は善くない。 突撃は若いときだけ。 何事もそうだ。 つっこむのは善くない。

：　龍太郎 様

確認も大事ですけど対策をとってくださいませ。 ゆっくりお相手の話を聞いて差し上げる。パーっと色々先に考えないでゆっくりただ聞いて差し上げる。 これが一番です。 話が止まらない方でも、それは自分の話しをされているからだと思います。 二人の未来をどうしたいのかに焦点を合わせて、のんびりと 「どういう風にしたいの。僕はこうだけどね」と語り合ってくださいませ。 話がずれたら又どこかで戻せばいいのですから。 　確認してしまったら、知ってしまって終わりという感じがあるではありませんか。 築くために材料を集めるのならいいのですが。 知恵というのはそういう時のために備わっています。 二人で知恵を出し合っていろいろな問題を少しづつ解決していくという姿勢がとても大切です。 　肉は肉、玉葱は玉葱と確認して、違うからやっぱり「さようなら！」ではなく、 味を生かしてカレーにするかハンバーグにしようか、さてどっちにしようかねと相談しあって 美味しいお付き合いをしてくださいませね。

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